
韓国で、在宅勤務(リモートワーク)中に数時間にわたって連絡が取れなかった部下を注意したところ、逆に「古い考えの上司」だと批判されたというチーム長のエピソードが、オンライン上で波紋を広げている。
マーケティング部署に所属する投稿者によると、在宅勤務の導入時に「お互いの姿が見えない分、メッセンジャーの返信は迅速にしてほしい」とチーム員に指示していた。しかしある在宅勤務日、投稿者が部下に送った業務用のダイレクトメッセージが昼休みが過ぎても確認されず、対立が始まったという。投稿者は電話も2回かけたがつながらなかった。
午後2時を過ぎてようやく連絡がついた部下は、「業務に没頭していてメッセンジャーに気づかず、電話もマナーモードだったため鳴っているのが分からなかった」と釈明。これに対し投稿者が「4時間近く意思疎通ができないのは勤務怠慢であり、これが続けば在宅勤務の継続は難しい」と警告したところ、部下は「連絡にいちいち答えていると集中力が落ち、業務効率が下がる」と猛反発した。さらに「どうせ今日中にすべき業務は決まっており、退勤までに終えればよい。チーム長は時々古い上司のようなところがある」と不満をぶつけたという。
投稿者は「今後は10分以内に返信すること。返信がなければ仕事をしているのか分からない」と指示してその場を収めたものの、「成果さえ出せばコミュニケーションが取れなくてもよいのか。急な業務指示や議論はどうするのか」とネット上で意見を求めた。
この投稿を巡り、ネット上の反応は真っ二つに分かれている。多くのユーザーは「在宅勤務は働く場所の柔軟性を認めるもので、時間の自由を意味するのではない。4時間も連絡が取れないのは協業を妨げる明確な怠慢だ」と部下の姿勢を批判した。一方で「期限内に完璧な成果物を出すなら、連絡の頻度は重要ではない。リアルタイムの即座な反応を求めることこそ、業務への没入を妨げる非効率なやり方だ」との反論もあり、在宅勤務における成果主義とコミュニケーションのあり方を巡る議論が活発化している。
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