2026 年 6月 12日 (金)
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絶滅危惧種の「ゴーラル」6頭を放獣…韓国・俗離山で始まる壮大な生態系復元プロジェクト

野生生物保全院の放獣対象ゴーラルの雌(左)と雄(c)KOREA WAVE

韓国気候エネルギー環境相傘下の国立公園公団は10日、俗離山国立公園で絶滅危惧野生生物Ⅰ級に指定されている「ゴーラル(韓国名:サニャン)」(カモシカの仲間)6頭を放した。

メガ・ニュース(MEGA News)のチュ・ムンジョン記者の取材によると、今回の放獣は、白頭大幹(白頭山から智異山まで朝鮮半島を縦断する山脈)中部地域の中心に位置する俗離山において、ゴーラル個体群を安定的に復元し、生物多様性を向上させるのが目的。ゴーラルが野生環境に速やかに適応できるよう、新芽や草本類などの自然の餌資源が豊富な6月が選ばれた。

放された個体は雌2頭、雄4頭。国立公園野生生物保全院と楊口ゴーラル・ジャコウジカセンターで保護されていた個体のうち、健康状態が良好で自然適応力の高い個体をそれぞれ3頭ずつ選定した。

国立公園公団は、ゴーラル・ジャコウジカ増殖復元センターと連携し、白頭大幹のゴーラル生態軸の接続に向けて継続的に協力している。今回放すゴーラルには位置追跡発信機を装着し、生息地への適応状況や移動経路などを精密に調査する。

また、ゴーラルが安全に定着できるよう、不法なわなの撤去など生息地の安定化作業も並行して進める。

国立公園公団のチュ・デヨン理事長は「ゴーラルは白頭大幹生態系の健全性を象徴するフラッグシップ種だ。今回の放獣が俗離山の自然生態系をさらに豊かにする契機となることを願う。来園者には指定された登山道を利用するよう積極的に案内するなど、ゴーラルの生息地を安定的に保護していきたい」と述べた。

(c)KOREA WAVE

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