
「同級生と一緒にトイレに行きたい」という児童の要求を断った小学校の担任教師について、我が子が精神的に大きな傷を負ったとして「児童虐待罪で告訴できるか」とインターネット上で相談した保護者の投稿を巡り、韓国で非難の声が殺到している。家庭内での基本的な排泄教育を学校側に転嫁した上で、教師の正当な判断を虐待と決めつけるような行き過ぎた態度に対し、ネット上では「教師に何の罪があるのか」と呆れる声が上がっている。
会社員向け匿名コミュニティーサイト「ブラインド」に7日、「児童虐待で告訴可能でしょうか」と題した投稿があった。小学2年生の子供を持つ保護者によると、その児童は自宅以外で一人で大便をすることができないという。ある日の授業中、児童は便意を催して担任教師にトイレに行く旨を伝えた際、「隣の席の友達と一緒に行ってもいいか」と尋ねた。しかし教師はこれを許可せず、一人で行くよう促した。結局、その児童は一人でトイレに行けずに授業中ずっと大便を我慢することになった。
保護者は「子供が授業中におならをしたが、長時間我慢していたため異臭がひどかった。この出来事のせいで子供にトラウマができ、学校に行くのを怖がっている」と主張。「友達と一緒に行くことを許していれば何の問題もなかったはずなのに、なぜこれほど大きな事態に発展させたのか理解できない」と、担任教師の対応への強い不満を露わにした。
さらにこの保護者は、投稿内で「教師を児童虐待で告訴できるか」を問うアンケート調査も同時に実施した。しかし、8日までに2300人以上が参加した投票結果では、実に97.4%が「告訴は不可能(不当)」と回答。「告訴できる」としたのはわずか2.6%にとどまり、保護者の主張は完全に否定される形となった。
この投稿を見た韓国のネットユーザーからは、「一人でトイレに行くという基本的な生活習慣すら家庭で教育せず、学校に送り出している親の側に問題がある」「授業中に他の生徒まで連れ出せば、今度はその生徒の親から『学習権の侵害だ』とクレームが入る。授業中であってもトイレに行くこと自体は許可されているのだから、一人で行く練習をさせるべきだ」など、厳しいコメントが相次いでいる。
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