
韓国のウォン・ミンギョン(元玟京)性平等家族相は11日、フェミサイド(女性を標的とした殺害)の統計整備について「必要性に国民が共感している」とし、国家データ処、法務省、警察庁と構築を協議すると明らかにした。
韓国では殺人被害者の性別統計はあるものの、被害者と加害者の関係や犯行動機に基づいてフェミサイドを分類する公式統計はない。ウォン・ミンギョン氏は「統計にとどまらず対策につなげなければならない」と述べた。
また、ストーカーや交際暴力の危険兆候を知らせる案内文「レッドフラッグ」の普及を進める方針を示し、被害者や周囲が早期に危険を察知できるようにすると説明した。ストーカー犯罪対策では関係機関と連携し、加害者への先制対応や被害者保護強化策を近く発表する予定だという。
このほか、公共生理用品支給事業では大量調達による価格引き下げと品質確保を進めるとした。2027年施行を目指す雇用平等賃金公示制については、関連法成立に注力する考えを示した。
性平等家族省は下半期に性別均衡政策をまとめるほか、非同意性交罪の導入についても関係省庁と協議中だ。家族政策では、1人世帯や非婚同居世帯の増加を踏まえ、多様な家族形態を反映した制度整備を進める方針を示した。
ウォン・ミンギョン氏は「韓国社会が性平等を達成したとは言えない」と述べ、性平等家族省の必要性を強調した。
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