
韓国で駐車トラブルをめぐり、70代の男性に激しい暴行を加えたとして、50代の男が警察に刑事立件された。男は動機について「高級な輸入車に乗っているのを見て羨ましく、被害意識(劣等感)があった」などと理不尽な供述をしており、社会に衝撃を与えている。
JTBC「事件班長」によると、事件は先月29日、被害男性が息子の営む店舗の地下駐車場を訪れた際に発生。男との間で駐車位置をめぐる口論が起きた。
被害男性はすぐに「車を停め直す」と応じたが、男は激高して「殺す前に早くどかせ」と脅迫。「一発で倒れそうなやつが、何だその服は」などと罵倒しながら、高齢の男性に対し拳や足で無差別な暴行を加えた。
男は暴行中も「輸入車に乗っているからと見下しているのか」「外車に乗るやつらは運転が荒くて気に入らない」などと、被害男性の車種を執拗に非難。その後、現場に駆けつけた男性の息子に対しても「自分はバスの運転手だが、高級車への被害意識がある。自分の車は安物なのに、輸入車に乗る奴らを見ると羨ましく、殺したいとすら思った」などと語ったという。
暴行は周囲にいた市民が制止したことで収まり、男性は警察に通報した。被害男性は全治3週間のけがを負い、現在も治療中だという。
一方で、男は警察の調べに対し「男性が先に胸ぐらをつかんできた」として、お互いに暴行を働いた「双方暴行」を主張。その後、男性側に治療費名目で30万ウォン(約3万3000円)を送り、善処を求めているという。
この事件について、専門家からは「駐車場に防犯カメラなどの映像が残っているにもかかわらず、虚偽の主張をすることは虚偽告訴罪に問われる可能性がある。犯行の動機もあまりに不合理で、被害者は無抵抗で殴られ続けていることから、男には重い処罰が下される可能性が高い」との見方が出ている。
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