2026 年 6月 13日 (土)
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韓国で描かれる「24時間完全無人・ダークファクトリー」…フィジカルAIが変える製造業の未来

韓国科学技術院(KAIST)のチャン・ヨンジェ特別栄誉教授(c)KOREA WAVE

フィジカルAIが急速に発展する中、ロボットが自ら判断して24時間稼働する無人の消灯工場、いわゆる「ダークファクトリー」の時代が現実のものとなりつつある。

韓国情報通信振興協会(KAIT)は11日、国内の主要AI・デジタル企業、ICT関連機関、学界の専門家、政府関係者など約60人が参加する中、製造業向けフィジカルAIと自律型無人工場をテーマとしたデジタルインサイトフォーラムを開催した。

メガ・ニュース(MEGA News)のパク・スヒョン記者の取材によると、フォーラム共同議長のチェ・ジェユ氏は「グローバルサプライチェーンの変化の中で、半導体、自動車、造船、国防など世界最高水準の製造競争力を持つ韓国は、代替不可能な中核パートナーだ。危険で過酷な工程はAIロボットが担い、熟練労働者の経験はAIが継承することで、人口減少時代においても韓国の製造競争力と生産性を守り抜くための重要な生存戦略となるだろう」と述べた。

この日の基調講演では、製造業向けフィジカルAI分野の権威である韓国科学技術院(KAIST)のチャン・ヨンジェ特別栄誉教授が「製造フィジカルAI:自律型工場ダークファクトリー」をテーマに、製造業の未来と韓国の製造競争力に向けた新たな成長戦略を提示した。

チャン・ヨンジェ氏は「AI競争の中心はモデル性能の競争を超え、実際の産業現場でどれだけ高い生産性と価値を創出できるかという競争へ移行している。フィジカルAIが製造業の競争力を左右する中核技術になるだろう」と語った。

さらに「コンベヤーベルト中心の製造方式は限界に達している。今後は独立した作業区域であるセル(Cell)生産方式と、自律移動ロボット(AMR)が生産・物流・品質検査を有機的に結びつける自律型工場が、製造革新の中核となるだろう」と強調した。

チャン・ヨンジェ氏は、韓国科学技術情報通信省の支援を受けて開発された無人工場プラットフォーム「カイロス-X」も紹介した。カイロス-Xは、異なる種類のロボットやセンサー、設備、デジタルツインを単一のオペレーティングシステム(OS)で統合制御するプラットフォームであり、全工程を韓国独自の技術で実現していることが特徴だ。

また「韓国は製品を売る国を超え、工場運営の知能を輸出する国へ飛躍しなければならない。ドイツや日本の先進企業と競争できるK-ダークファクトリー輸出モデルを育成すべきだ」と述べた。

(c)KOREA WAVE

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