2026 年 4月 24日 (金)
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韓国で右折ルール違反の集中取り締まり開始…初日から違反続出

20日、ソウルの交差点で実施された集中取り締まり(c)news1

「私は止まったのに、なぜ反則金なのか」「罰金を払えばいいんだろう」――。

韓国で右折(日本の左折に相当)時の一時停止義務に違反した車両への全国的な取り締まりが始まった20日、ソウル大入口駅近くの交差点では、ほぼ1分に1台のペースで違反車両が摘発された。

ソウル冠岳警察は同日午後4時ごろ、この交差点に警察官6人を配置して取り締まりを開始し、30分で20件以上の違反を摘発した。

現行の道路交通法によると、右折しようとする運転者は前方の車両用信号が赤の際、停止線や横断歩道、交差点手前で必ず一時停止しなければならない。違反した場合、乗用車には反則金6万ウォン(約6600円)と違反点数15点が科される。

また、右折後に出会う横断歩道で歩行者がいる、または渡ろうとしている場合も停止が必要だ。この違反では反則金6万ウォン(約6600円)と違反点数10点が科される。

制度導入から4年目を迎えたが、現場では規定を正確に理解しないまま違反するケースが依然として目立った。

40代の女性運転者は、前方信号が赤にもかかわらず停止せず右折し、その後横断歩道前で止まったものの摘発された。「一時停止義務があることは知っていたが、いつ止まるべきか正確には分からなかった」と説明した。

二輪車で配達をしていた40代男性は、反則金4万ウォン(約4400円)を支払う意向を示しながらも、「歩行者用信号が青の時に右折したわけでもないのに、なぜ取り締まるのか。この法規は分かりにくい」と不満を口にした。

客を乗せていたタクシー運転手が「忙しいのに、反則金を払えばいいんだろう」と強い口調で話す場面も見られた。

取り締まりの様子を見ていた50代男性は、基準について警察に質問しながら理解を深めようとしていた。「右折の際に2回止まる必要があるのは正直理解しにくい。後続車も気になるし、交通の流れが滞るのではないか」と戸惑いも示した。

冠岳警察の担当者は「法規施行から3年以上が経過しても、停止せずに右折できるという認識が依然として残っている」と指摘したうえで、「啓発期間はすでに終了しており、知らなかったという説明は認められない。歩行者中心の安全な交通環境のため、取り締まりを強化していく」と説明した。

さらに「後続車が気になって停止せず右折しても、結果的に反則金を支払うことになる」として、法規の順守を呼びかけた。

警察庁は各市・道の自治警察委員会などと連携し、20日から6月19日までの約2カ月間、右折通行方法違反の集中取り締まりを進める。

(c)news1

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