
韓国のコンビニや遊園地などで迷惑行為を繰り返し、業務を妨害したなどとして、一審で懲役6カ月などの実刑判決を受けた米国人のユーチューバー、ジョニー・ソマリ(Johnny Somali、本名=イスマエル・ラムジー・カリド)被告の公判が11日、ソウル西部地裁で開かれた。検察側は「動画の収益目的で多数の犯行に及び、国内の法秩序を著しく軽視している」として、被告側の控訴棄却を求めるとともに、一審の求刑通り懲役3年を求刑した。
起訴状などによると、ソマリ被告は2024年9~10月、ソウル市内の遊園地「ロッテワールド」でインターネットの生配信をしながら大声を上げてアトラクションの運行を妨害したほか、コンビニ内で大音量の音楽を流して踊り、カップ麺の汁をテーブルにぶちまけるなどして業務を妨害した罪に問われている。また、路線バス内で騒ぎを起こしたほか、女性と接触しているように見せる虚偽の編集動画をネット上に流布した(性暴力犯罪処罰特例法違反など)とされる。
今年4月の一審判決は「不特定多数の被害者を狙って犯行を繰り返し、ライブ配信で拡散するなど罪質が深刻だ」として、懲役6カ月、拘留20日のほか、児童関連機関などへの5年間の就業制限、スマートフォン2台の没収を言い渡していた。
この日の公判で、ソマリ被告は最終陳述に立ち、「韓国を尊重しない行動をとったことを反省している。二度とこのようなことはしない」と謝罪し、善処を求めた。弁護側は最終弁論で「容疑をすべて認め深く反省している」とした上で、「被告は米国で双極性障害(躁うつ病)と診断されて薬を服用していたが、韓国入国後は服用していなかった」と述べ、精神状態が犯行に影響したとして減刑を訴えた。
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