2024 年 5月 6日 (月)
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自民・杉田水脈氏「私は差別をしていない」に韓国学者が目くじら…「極右の典型的手法」

自民党の杉田水脈衆院議員(写真=ソ・ギョンドク教授チーム提供)(c)NEWSIS

自民党の杉田水脈衆院議員が韓服姿の女性を嘲弄する文章をSNSに載せ、法務省から「人権侵犯」と認定された後も「私は差別をしていない」などと主張している点について、韓国・誠信女子大学のソ・ギョンドク教授は3日、SNSで「極右の典型的手法」と批判の声を投稿した。

ソ教授は「『品格』までは望んでもいない」としたうえ「ただ基本的な『礼儀』でも学ぶことを願うだけ」「自分たちの過ちと歪曲は絶対に認めず、常に他人のせいにする」と指摘している。

杉田氏は2016年、ブログなどで「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさん」「同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」などと投稿し、問題視された。

先月27日にSNS上の動画で杉田氏は「逆差別、エセ、そしてそれに伴う利権、差別を利用して日本をおとしめる人たちがいる。差別がなくなっては困る人たちと戦ってきた。私は差別をしていない」と主張している。

この発言について、ソ教授は「日本の知識人も『現代版人種差別主義の本質が凝縮されている』『映像を見れば、差別的発言を繰り返す『ネット右翼』が使う一般的な表現ばかりがある』と強く批判している」と伝えた。

(c)NEWSIS

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