
年収億ウォンを稼ぐエリート女性が、外見コンプレックスを抱えながらもホストクラブのプレイヤーと再婚し、最終的に家族との縁を絶った――このエピソードが韓国で話題になっている。
10日に放送された韓国のチャンネルAの番組「探偵たちの営業秘密」では、名門アイビーリーグ大学を卒業し、世界四大会計事務所に勤務していた女性の人生が紹介された。
裕福な家庭に生まれた彼女は、学業やキャリアでは成功を収めたものの、外見に対する劣等感を抱え、恋愛には恵まれなかった。結婚相談所を通じて知り合った男性と結婚し、一時は理想の家庭を築いたかに見えた。
しかし、結婚から1年後、夫の不倫が発覚する。夫はトーキングバーの20代女性と6カ月間関係を持ち、生活費まで渡していた。さらに、「家柄の良さで結婚したが、お前の顔を見ると気が萎える」と暴言を吐いたという。
この出来事を機に、女性は離婚を決意した。
それから3年後、女性は4歳年下のIT企業代表と再婚した。しかし、母親の依頼で調査した探偵によって、再婚相手がホストクラブのオーナーであることが発覚し、再び離婚することとなった。
「ただ、愛されたい。それだけだった」。女性はこう告白した。幼少期から容姿の整った妹と比較され続けたことが、心の傷になっていたという。
離婚後、彼女は現在の夫と出会った。彼もホストクラブに勤めている。
彼に心を奪われた女性は、多額の資金を提供して夫の社会的地位を整え、ビルまで売却してホストクラブに投資。その結果、夫を経営者に押し上げた。
「たとえお金で買った愛でもよかった」。女性はそう語り、家族との関係を完全に絶つ決断を下した。
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