韓国のソウル中央地検は20日、高麗（コリョ）製鋼の創業者、故ホン・ジョンヨル氏（2019年7月死去）の孫で系列会社常務を麻薬類管理法違反の疑いで逮捕した。調べに対し、常務は「持っていた大麻は、怖くてすべて捨てた」などと供述しているという。
検察は、南陽（ナミャン）乳業創業主の孫ら9人の薬物使用事件を捜査する過程で、常務が大麻を購入・使用していた容疑をつかみ、今月17日、常務を逮捕するとともに自宅を捜索した。
今回の事件により、韓国のセレブを対象とした薬物関連捜査が拡大するとみられる。
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