
韓国で、母親の死を受け入れられなかった70代の女性が、火葬場へ向かう途中で遺体を自宅に連れ帰る出来事があった。
女性は4月15日、老衰で治療中だった母親が死亡した後、死亡診断書の発行を受け、葬儀の準備を進めていた。
しかし18日、火葬施設へ向かう途中で「母は生きている」と主張し、火葬手続きを拒否。遺体を釜山市沙下区多大洞の自宅へ運び戻した。
通報を受けた警察や区職員、福祉センター関係者が対応にあたり、3日間にわたり説得を続けた結果、遺体は自宅近くの病院の霊安室へ移された。
女性はその後、体調悪化のため入院した。
警察と区は葬儀手続きを進めるため他の家族にも連絡を試みたが、連絡が取れないか、葬儀を担う意思を示さなかったという。
最終的に、亡くなった母親の葬送は区が引き受けることとなった。区は、女性の体調回復後に同意を得たうえで、無縁故死亡者として火葬する方針を示している。
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