韓国のK-POPグループ「BTS（防弾少年団）」メンバー、ジョングク（JUNGKOOK）が乗車したとされるベンツの競売が、締め切り直前に中断された。始値が1億5000万ウォン（約1563万円）から4億2000万ウォン（約4378万円）まで急騰した状況だった。
韓国最大の美術品オークション企業「ソウルオークション」によるオープンマーケット形式の競売プラットフォーム「ブラックロット（BLACKLOT）」は21日、競売終了時刻の午後4時を控え、競売を中止し、再公開のお知らせを伝えた。締め切りを数時間後に控えて突然、応札を中断して問題になった。
ブラックロットは「応札顧客の中で多数の外国人による応札内訳が確認された。多様な手段によって彼らの身元把握を試みたが、確認できないものもあった」という説明だった。
所有者がジョングクだと確認されたわけではない。「ジョングクの車」と噂になったのは、ソウルオークションが「グローバルセレブリティが新車出庫後、自ら運転した車」として、BTSを象徴する紫色の背景で車を紹介したことが根拠となった。
裁判所の競売ではなく、美術品競売プラットフォームに自動車が出たのは異例だ。
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