2024 年 4月 30日 (火)
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韓国・時価総額上位30社、男女で330万円の平均給与差

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韓国のインクルートは3日、韓国で時価総額上位30社の2023年事業報告書を基に、社員1人あたりの平均給与額、勤続年数、性比などの現況を分析し、公開した。その結果、男女の平均給与は3000万ウォン(約330万円、1ウォン=約0.11円)の差があることがわかった。

また、1人あたりの平均給与が最も高い企業は石油大手「SKイノベーション」と通信大手「SKテレコム」であり、国内時価総額企業1位のサムスン電子は11位だった。

まず、30社の社員1人あたりの平均給与額の平均値は1億1000万ウォンだった。

これを性別に分けた結果、男性社員の平均給与額は1億1900万ウォン、女性社員の平均給与額は8900万ウォンであることがわかった。性別間の平均格差は3000万ウォンだった。

30社のうち、社員1人あたりの平均給与が最も高いのは、1億5200万ウォンのSKイノベーションとSKテレコムだった。3位は1億4300万ウォンのサムスン火災、4位は1億3600万ウォンのサムスン物産だった。

続いてサムスン生命(1億3500万ウォン)、ITサービスの「サムスンSDS」(1億3000万ウォン)、自動車の「起亜」(1億2700万ウォン)の順だった。電池の「 LGエネルギーソリューション」と自動車部品「現代モービス」が1億2300万ウォンで8位、半導体「SKハイニックス」が1億2100万ウォンで10位になった。 時価総額1位の企業であるサムスン電子は1億2000万ウォンで11位だった。

インクルートはまた、上位30社の社員の性比を確認した。時価総額30社の男性社員の性比は74.8%で、女性25.2%に比べて3倍近く高かった。男性社員の割合が最も高いのはHD現代重工業(95.4%)だった。続いて起亜(95.3%)、原子炉製造の「斗山エナビリティー」(94.6%)、電池材料メーカー「ポスコフューチャーエム」(93.3%)、現代自動車(93.1%)となった。

逆に女性社員の割合が最も高いのはIBK企業銀行(56.4%)だった。企業銀行は30社のうち、唯一女性職員の割合が男性より高かった。続いてサムスン生命(45.6%)、ネット銀行の「カカオバンク」(45.2%)、サムスン火災(45.1%)、ネット大手「カカオ」(44.7%)の順で女性社員の割合が高かった。

30社の社員の平均勤続年数が最も長い会社は「起亜」で22年だった。続いて▽たばこ大手「KT&G」(17.6年)▽サムスン生命(17.1年)▽現代車(16.7年)▽サムスンSDS(16.2年)▽IBK企業銀行(15.4年)▽サムスン火災(15.3年)▽サムスン電気(15年)▽韓国電力(14.9年)▽SKテレコム(13.6年)――の順だった。

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