2024 年 4月 30日 (火)
ホームエンターテインメントウェブトゥーン日本で最高取引額を記録したピッコマ…「コンテンツ競争力を高める」

日本で最高取引額を記録したピッコマ…「コンテンツ競争力を高める」

(c)KOREA WAVE

韓国ネット大手カカオの子会社でグローバル漫画プラットフォーム「カカオピッコマ」が初めて四半期取引額250億円を達成し、着実な成長ぶりを見せている。

カカオ投資総括のペ・ジェヒョン代表は3日、カカオの第2四半期(4~6月)の実績発表カンファレンスコールで、カカオピッコマの取引額と売上高が、いずれも過去最高を記録したと明らかにした。

ペ・ジェヒョン氏は「日本でピッコマ7周年記念に合わせ、ゴールデンウィーク前後でユーザーリテンションと課金転換の向上を目指すイベントとサービスの運営に集中した結果」とみている。コンテンツ面では、K-ウェブトゥーンIPの「God of Blackfield」「優しいあなたを守る方法」が前の四半期からの好調が続いている。

ピッコマによると、為替効果を除けば、第2四半期の売り上げは前期比で4%、前年同期比で13%それぞれ成長した。四半期の取引額は前期比で11%、前年同期比で11%それぞれ成長し、初めて250億円を突破した。

ピッコマの最大の強みは、ユーザーをひきつける「コンテンツ」だ。

ユーザーは興味のある作品を読むためピッコマを訪問する。ピッコマはユーザーの好みに合う新たなジャンル・多様な作品をマッチングさせることで、他のジャンルの作品までユーザーの関心カテゴリーを拡大させ、ピッコマ内でユーザーリテンションを高めている。

ペ・ジェヒョン氏は「ピッコマのトラフィックとプラットフォーム運営力によって、既に連載が完了した日本作品の売り上げが急上昇し、成長に寄与している。今後も自主スタジオと出版社ネットワークを通じ、コンテンツ競争力の確保とともに、ユーザー利用者が好みそうなコンテンツを推薦する技術を高度化していく」と話している。

(c)KOREA WAVE

RELATED ARTICLES

Most Popular