2026 年 6月 18日 (木)
ホーム政治韓国・投票用紙不足から始まった泥沼の対立…行政安全相が「重大な犯罪」と警告するも、警察と政治の足並み乱れ露呈

韓国・投票用紙不足から始まった泥沼の対立…行政安全相が「重大な犯罪」と警告するも、警察と政治の足並み乱れ露呈

チャン・ドンヒョク代表(c)news1

ソウル・蚕室(チャムシル)の開票所封鎖デモが12日目を迎える中、事務室への進入を目指した体育団体による試みが再び失敗に終わった。野党「国民の力」が仲裁に乗り出したものの、デモ参加者の説得には至らなかった。

国民の力のチャン・ドンヒョク(張東赫)代表は16日午後、「本日は物品を持ち出せる状況ではないため、体育会関係者を撤収させた」と明らかにした。

これに先立ち、警察は大韓体育会関係者とともに同日午前9時ごろから、開票所となっているソウル市松坡(ソンパ)区のオリンピック公園ハンドボール競技場への進入を試みた。警察が証拠保全のための撮影を予告するなどしたが、デモ参加者の激しい反発が続いた。

膠着状態を打開するため現場を訪れたチャン代表は、各団体から2人ずつが順に入室し、同党議員の立ち会いのもとで物品を搬出する折衷案を提示したが、一部の参加者が最後まで反対した。チャン代表は「1人でも扉をふさいでいる以上、強制的に進める意思はない」とし、最終的に進入を断念した。同党議員らが交代で説得を試みたものの、入り口をふさぐ最後の女性デモ参加者の考えを変えることはできず、体育団体関係者らも撤収した。

一方、デモ参加者の間では、体育団体の立ち入りを容認すべきだとする意見と、証拠保全を最優先に封鎖を続けるべきだとする意見が対立し、各所で内紛や小競り合いが発生している。

今回の事態を巡り、政府は統一地方選で発生した投票用紙の不足問題に関する責任の所在を明確にする一方、デモに伴う違法行為や虚偽事実の流布には厳正に対処する方針を示した。ユン・ホジュン(尹昊重)行政安全相は同日の国民向け談話で、「合法的な集会は最大限保障するが、正当な業務遂行の妨害や警察官への侮辱などの行為は重大な犯罪であり、決して容認できない」と強調した。

これに対し、国民の力のナ・ギョンウォン(羅卿瑗)議員らは同日、ソウル警察庁を訪れ、警察による強圧的な鎮圧姿勢を批判し抗議した。

(c)news1

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