2024 年 5月 17日 (金)
ホーム経済流通韓国コンビニのり巻き「カロリー高いが栄養不足」という厳しい研究結果

韓国コンビニのり巻き「カロリー高いが栄養不足」という厳しい研究結果

昨年7月6日、ソウル市内のあるコンビニで市民がおにぎりとサンドイッチなどを選んでいる(c)news1

韓国のコンビニで売っているキムパプ(のり巻き)は栄養が不足し、カロリーは過剰かもしれない――。韓国食品コミュニケーションフォーラム(KOFRUM)によると、公州(コンジュ)大学食品栄養学科のチェ・ミギョン教授の研究チームが、こうした内容の研究結果を大韓栄養士協会学術誌に掲載した。

チームは昨年10月、コンビニで販売しているおにぎり15個、のり巻き15個を購入し、栄養素含量などを分析した。

その結果、平均価格と重量はおにぎりが1260ウォン(約140円)、130gで、のり巻きの2553ウォン(約280円)、236.4gより低かった。のり巻きの平均重量はご飯1杯(約210グラム)より重かった。

1個当たりの熱量はおにぎりが216キロカロリーで、のり巻き(368キロカロリー)より低かった。

また、コンビニのり巻きの平均タンパク質含量は8.5グラムで1日摂取推奨量の15.5%にとどまった。

チームは論文で「コンビニキムパプはナトリウム含量が高く、カロリー・タンパク質・ミネラル含量は食事1食の栄養素摂取基準を充足していない」と指摘。栄養を考慮してナトリウム含量を低くし、カルシウム・亜鉛の含量を高めたのり巻きのメニュー開発が必要だとしている。

(c)MONEYTODAY

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