2026 年 4月 27日 (月)
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北朝鮮「攻勢的外交」で人事刷新…主要国大使が次々交代

英国ロンドン西部の住宅街にある北朝鮮大使館(c)news1

北朝鮮が主要な海外拠点で大使を相次いで交代させ、外交陣の再編を進めている。

北朝鮮外務省は、英国駐在の新任大使にムン・ミョンシン氏を任命したと発表した。2016年から大使を務めていたチェ・イル氏は、約10年ぶりに交代したとみられる。

ロンドンに大使館を置く英国は、北朝鮮にとって対西側外交の重要拠点とされる。新任のムン大使は、同大使館の公使出身で、過去に二等書記官として勤務していた経歴を持つ。

また、インドネシア駐在大使にはホン・グァンイル氏が任命された。北朝鮮が同国大使の任命を公式に発表するのは、11年ぶりとなる。

インドネシア大使は、ジャカルタに事務局を置く東南アジア諸国連合(ASEAN)への駐在大使も兼任するのが通例とされる。これまで同職を務めていたアン・グァンイル氏は交代したとみられる。

最近では、各国との外交人事にも動きが相次いでいる。2026年1月にはイラン駐在大使の信任状が提出され、今月に入ってからもブラジルやベラルーシ、ナイジェリアなどで新任大使が任命された。

さらに、インドネシア側でも新任大使が平壌に赴任し、業務を開始している。

北朝鮮は2026年に入り「攻勢的外交」を掲げており、今後も主要拠点での人事刷新が続く見通しだ。

キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記は、最高人民会議での演説で、従来の外交慣行から脱却し、国格に見合った新たな外交戦術を展開する必要性を強調した。

そのうえで、国益に資する形で外交人材の配置を再構築する方針を示しており、今回の一連の人事もその流れの一環とみられる。

(c)news1

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