2024 年 11月 27日 (水)
ホーム社会全身にあざ、毛細血管が破裂した園児……韓国保育所の監視カメラがとらえた「虐待」

全身にあざ、毛細血管が破裂した園児……韓国保育所の監視カメラがとらえた「虐待」

ユーチューブチャンネル「JTBC事件班長」(c)MONEYTODAY

韓国のある保育所の教師が、子どもが眠るまで30分間、体を押さえつけ、投げつけるという事件が発生した。

JTBC事件班長に2月27日、京畿道安山市(キョンサンド・アンサンシ)の保育園で保育士のB氏から虐待を受けた2歳3カ月の園児Cちゃんの話が報道された。

情報提供者のA氏は昨年1月、安山市のある保育園で、帰宅したCちゃんを見て驚愕を禁じえなかった。服を脱がせると、肩のあたりにはあざができており、首と腕にも同じようなあざが残っていた。耳は毛細血管が切れた状態だった。

A氏は保育園に防犯カメラを見せてほしいと要請した。しかし、保育園側は防犯カメラが故障して修理に出したと主張した。B氏は「保育園のお昼寝時間にCちゃんの寝相が悪くて他の子にぶつかってあざができたので、クリームを塗ったらもっとあざが広がった」と弁解した。

その後、警察が捜査すると、保育園側が防犯カメラを隠したことが明らかになり、B氏がCちゃんを虐待する姿が映っていた。映像の中のB氏は、なんと30分間、Cちゃんの体を自分の体で押さえつけたり、持ち上げて投げつけたりした。

他の保育士たちも平気でこの状況を見守っていた。同じ部屋にいた他の保育士はうつぶせになってスマホを見るし、別の保育士も部屋の外から虐待の場面を見たにもかかわらずそのまま通り過ぎる姿が見えた。

オ・ユンソン教授は「同じ職場内であんな暴力を行使すれば驚いて止めなければならないのに、それを容認する雰囲気、すなわち言い換えれば皆が共犯である可能性が高い」と続けた。

その後、保育士2人が児童虐待の疑いで起訴され、被害児童はこれまで5人であることが明らかになった。

(c)MONEYTODAY

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