韓国の上場企業のうち、時価総額上位20社の現金性資産（現金同等物）は9月末現在、250兆2627億ウォンと、過去最高を記録したことがわかった。昨年末（221兆9788億ウォン）より28兆2839億ウォン、6月末（247兆2434億ウォン）に比べると3兆193億ウォン増となっている。
サムスン電子が128兆8199億ウォンで最も多く、ポスコホールディングスも20兆9420億ウォンを積み上げた。起亜（20兆3100億ウォン）、現代モービス（10兆9554億ウォン）なども多額の現金を確保した。
投資縮小や保留、費用節減など、危機克服のための非常経営に乗り出した結果だ。経済危機状況では「信じられるのは現金」という判断のもと、「成長」のための投資より、危機克服のための「生存」に重点を置いた形だ。
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