
韓国系エンターテック企業「ギャラクシーコーポレーション(Galaxy Corporation)」が28日、ソウルのギャラクシーロボットパークで「マッハ33(MACH 33):フィジカルAIファッションショー」を開催し、人間とロボットが共存する未来ビジョンを公開した。
メガ・ニュース(MEGA News)のナム・ヒョクウ記者の取材によると、今回のファッションショーは、ロボット技術の実演や一回限りのパフォーマンスを超え、人間の哲学と感性をフィジカルAIに投影した新たな形の未来型ランウェイとして構成された。

◇宇宙を目指す「マッハ33」に込めた共存のメッセージ
この日のファッションショーでは、ギャラクシーコーポレーションが立ち上げたロボットファッションブランド「マッハ33」が紹介された。
ギャラクシーコーポレーションのチェ・ヨンホ代表は「ブランド名『マッハ33』には、人間が地球を離れて宇宙へ進出するのに必要な最低速度という意味を込めた。人間とロボットが共存する世界を夢見て、このブランドを披露することになった」とブランド名を紹介した。
物理的な限界を超えて宇宙へ向かうように、人間とロボットが共に生きる新たな未来へ飛躍するというビジョンを象徴している。
そのうえで、次のような抱負を語った。
「いつかは誰もが携帯電話を一つずつ持っているように、ロボットと共にする世界が来るだろう。人がロボットのファッションをまねて着て、ロボットが人の服を着ながら自分だけのファッションを共有する未来がまもなく来ると信じている」
マッハ33の最初のターゲットは子どもに設定された。早ければ2026年末までに販売を目指している。
チェ・ヨンホ代表は「幼い子どもたちが自分のロボットと一緒に歩き回り、踊りながらファッションを共有する時、間違いなく感性が共有されるだろう。ロボットが持つ温かさを子どもたちはきっと感じることができる」と述べた。

◇愛、幸せ、家族…10の哲学を込めたロボット衣装
今回のショーで披露された衣装は計10着だ。愛、幸せ、夢、思想、家族、無限、超人類、マッハ、人間、宇宙――という、ギャラクシーコーポレーションの10の重点哲学に基づいて企画された。
ステージ上では、衣装を着用したモデルと10台のロボットが自ら動き、踊る自動化パフォーマンスを披露した。
振付師の動きをロボットに取り入れ、冷たい金属のロボットが人間固有の価値である愛と幸せを実現する想像力を、コンテンツとして視覚化したという。
ファッションショーのほかにも、人がロボットを操縦して競い合う「ロボットキックボクシング」大会もあわせて開かれた。

◇数十回の試行錯誤の末に完成した「工学的ロボットファッション」
チェ・ヨンホ代表は、ロボットに合わせた衣装を制作するため、人間とは異なる構造とバッテリーの発熱問題を解決すべく、「工学的安全設計」を導入したと明らかにした。
「ロボットは人間とは体形が異なり、内蔵バッテリーがある。衣装がバッテリー部分を覆うと発熱の速度が速まり、80度以上を超えてしまい、結局ロボットが止まってしまう」
ギャラクシーコーポレーションは、数十回にわたる反復テストの末、ロボットが過熱して停止する現象を防ぐ工学的な衣装を実現することに成功した。約6~7カ月間、本質的な悩みを重ねながら準備した成果物だ。
チェ・ヨンホ代表は次のように強調した。
「私たちが考えるAIの未来は、フィジカルAIを超えた『感性AI(Emotional AI)』にある。ロボットも人間のように心が温かく、それぞれが個性を持ったまま愛まで分かち合う世界が来ると信じている。マッハ33は『AIを恐れるのか、共存するのか』に対するギャラクシーの答えだ。私たちは単に技術を作る企業ではなく、人間と技術が最も美しく共存する未来を設計している」
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