
韓国のベテラン歌手、キム・ジャンフンさん(63)が、路上で面識のない高校生からタバコの代行購入を頼まれ、真摯(しんし)に説得を試みる姿が話題を呼んでいる。
これはYouTubeチャンネル「コナリジャ」が公開したドッキリ企画の動画での一幕。高校3年生役の俳優2人が、路上でキムさんにタバコの購入を依頼するという設定だった。
動画によると、高校生らに気づいたキムさんは最初、「写真を撮ろうか。好きに(SNSへ)アップしていいよ」と親しみやすく応じた。しかし、生徒たちがタバコの購入を頼むと、一転して困惑した表情を浮かべた。
キムさんは「僕が代わりに買ったら法に触れる」と穏やかに諭した上で、「まずは一緒にご飯を食べよう」と食堂へ連れて行こうとした。さらに、自身の経験を振り返りながら「説教をするつもりはないが、僕も中学3年からタバコを吸い、45年かけてようやくやめた。体にも悪いしニオイもする。今やめないと後で恋愛するときにも不便だよ。やめてほしい」と熱心に語りかけた。
通りすがりの市民にも「一緒に説得してほしい」と協力を求める場面もあった。
その後、スタッフが登場してドッキリ企画であることが明かされた。しかし、キムさんは状況がすぐに飲み込めず、しばらくの間、生徒役の俳優たちにアドバイスを続けた。
カメラの存在にようやく気づいたキムさんは「『このアニキ(僕)なら気持ちを分かってくれる』と思って声をかけてきたはず。そのまま帰すわけにはいかなかった」と振り返った。また「一緒にカルグクス(韓国風うどん)を食べたかった。ご飯を食べさせながら事情を聞き、映画でも1本見せてあげたかった」と語り、温かい素顔をのぞかせた。
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