2026 年 5月 23日 (土)
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韓国サムスン電子とグーグル、AIグラスを公開

サムスン電子が「Google I/O 2026」で公開したAIグラスのジェントルモンスターデザイン(c)news1

韓国サムスン電子と米グーグルが、アンドロイド拡張現実(XR)基盤の人工知能(AI)グラスを初めて披露した。スマートフォンを取り出さなくても、道案内、場所の推薦、翻訳、撮影などを音声で実行できる、ギャラクシーAI生態系の拡張機器だ。

サムスン電子とグーグルは19日(現地時間)、米カリフォルニア州マウンテンビューのグーグル本社で開かれた「Google I/O 2026」で、「Android XR」基盤のAIグラス2種を公開した。

今回の製品は、サムスン電子とグーグルが2025年12月、グローバルアイウエアブランドのジェントルモンスター、ワービーパーカーとAIグラス協業を発表した後、実際のデザインを公開した初の事例だ。

ジェントルモンスターモデルは大胆で独創的なスタイルを、ワービーパーカーモデルはクラシックなデザインを前面に出した。サムスン電子は、精密なハードウエア技術、グーグルのパーソナライズAIサービス、アイウエアブランドのデザインを組み合わせ、日常で着用できる眼鏡の形を実現したと説明した。

AIグラスは、ギャラクシーAIスマートフォンの機能を補助する「コンパニオン」機器だ。ディスプレイはないが、スピーカー、カメラ、マイクを搭載し、利用者の状況を認識して音声命令で機能を実行する。ディスプレイを省く一方で音声とカメラを中心にした設計で、重さと装着感が重要となるスマートグラス市場において、日常的な着用性を前面に出した戦略とみられる。

利用者はスマートフォンと連動したグーグルAI「ジェミニ」を呼び出し、目的地までの道案内を受けたり、周辺のカフェ推薦、飲み物の注文などを音声で処理したりできる。会話相手の声のトーンを反映したリアルタイム音声翻訳、メニュー表や標識の翻訳、メッセージ要約、カレンダーへの予定追加にも対応する。

内蔵カメラを活用し、利用者が見ている場面をすぐに撮影することもできる。

サムスン電子MX事業部の副社長は「今回のAIグラスは、サムスンのAIビジョンを拡張する重要な節目だ」とし、「サムスンのモバイルリーダーシップとパートナー企業との協業をもとに、ギャラクシー生態系の体験を拡張し、より意味のあるユーザー体験を提供することに集中する」と述べた。

グーグルのアンドロイドXR担当副社長は「新たなグラスは、AIを日常でより有用にするというグーグルとサムスンの共同ビジョンを込めた製品だ」とし、「サムスンのハードウエアリーダーシップにアイウエアパートナー企業のプレミアムデザインを加え、自然なハンズフリー体験を提供する」と話した。

新しいAIグラスは2026年下半期に発売される。

(c)news1

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