2026 年 5月 9日 (土)
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韓国・暁星重工業株が急騰、6年前に全財産投資の投稿が再注目

オンラインコミュニティー(c)MONEYTODAY

韓国の暁星重工業の株価が400万ウォン(約44万円)を大きく超え、韓国株式市場で最も高い銘柄1位に名を連ねた。2020年3月に8530ウォン(約938円)まで下がった株価は、6年で5万3700%以上急騰した。こうした中、6年前に刑務所収監を控え、全財産3億ウォン(約3300万円)を暁星重工業に投資したという、ある投資家のエピソードが韓国のオンライン上で再び話題になっている。

韓国取引所によると、6日午後2時時点で暁星重工業の株価は前営業日比8.56%高の459万2000ウォン(約50万5120円)で取引されている。取引時間中には一時464万ウォン(約51万400円)まで急騰し、過去最高値を更新したのに続き、この日も最高値を塗り替えた。

暁星重工業の株価は6年前には8000ウォン台だったが、徐々に上昇し、2025年初めから上げ幅を急速に広げた。2025年12月の170万ウォン台から、わずか3カ月で300万ウォン台を突破した。先月だけで59.28%急騰し、今月に入って400万ウォン半ばまで上昇した。前営業日の終値422万8000ウォン(約46万5080円)は、2025年末と比べて137%も急騰した水準だ。

暁星重工業の株価急騰を受け、オンライン上では、同社株に2億6000万ウォン(約2860万円)を投資して1050億ウォン(約115億5000万円)に増やしたという投稿が再注目されている。

オンラインコミュニティーなどによると、あるネットユーザーは2020年3月、刑務所収監を控え、チョンセ(保証金賃貸)資金2億6100万ウォン(約2871万円)で暁星重工業株3万株を1株8700ウォン(約957円)で買い入れた。先月満期出所した後、株価を確認したところ、評価額が1052億1000万ウォン(約115億7310万円)に増えていたと主張した。収益率は4万228%、評価益は1049億4900万ウォン(約115億4439万円)だ。

このネットユーザーは「刑務所に行っていなければ1万ウォン台で売っていたと思うが、むしろ刑務所に行ったことが神の一手だったのか、あきれている。あまりにも現実感のない金額で、何からすべきか見当もつかない」と話した。

このネットユーザーが株を買ったという2020年3月は、暁星重工業が史上最安値をつけた時期だ。暁星重工業は同年3月19日、8750ウォン(約963円)で取引を終えた。ただ、このエピソードが事実かどうかは確認されていない。この日の一日取引量は35万549株で、個人が最安値に近い金額で全体取引量の約10%にあたる3万株を一度に買い入れるのは、現実的に難しいとの分析も出ている。

暁星重工業の株価急騰の背景には、「人工知能(AI)データセンター発の電力機器需要の急増」がある。AIデータセンターは高性能半導体とサーバーを大規模に稼働させるため、一般的なデータセンターより電力使用量がはるかに多い。24時間電力供給が途切れてはならないデータセンターの特性上、大量の電力を安定的に供給する電力機器が必須となる。市場ではこれを、半導体に続く別の「供給不足サイクル」と見ている。

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