
次世代フォームファクターとして注目されるスマートグラス市場の競争が熱を帯びている。韓国サムスン電子は早ければ2026年下半期にスマートグラスを披露するとされ、アップルもスマートグラス開発の可能性が継続的に取り沙汰され、期待感が高まっている。
スマートグラス市場は急速に成長している。カウンターポイントリサーチは最近発表した世界XRヘッドセット出荷量報告書で、世界のARスマートグラス市場が2025年に前年同期比98%成長したと明らかにした。
カウンターポイントリサーチは「今後、世界のARスマートグラス市場は主要OEMのグローバル展開、新規参入の拡大、ディスプレーと光学部品の技術成熟度の改善に支えられ、成長が続くだろう」と見通した。
サムスン電子はスマートグラス市場で注目される企業の一つだ。最近、サムスン電子の「周辺機器検索」アプリのアップデート過程で、眼鏡を意味する「Glasses」が確認され、関心を集めた。このアプリはスマートフォンやタブレットなどが周辺機器を感知し、接続する役割を担う。アップデートには、ペアリングとバッテリー状態を知らせる機能が含まれていた。
これまで流出した情報などによると、サムスン電子のスマートグラスは、メタのレイバンモデルやグーグルのジェミニグラスなどと外観が似たものになるとみられる。眼鏡内部に別途ディスプレーを持たない「スクリーンレス」型として、AIアシスタントと音声機能に重点を置くとの見方もある。
サムスン電子のスマートグラスは、グーグルの次世代OS「アンドロイドXR」とジェミニを搭載すると予想される。アンドロイドヘッドラインは「ジェミニが内蔵されれば、標識の翻訳、写真撮影、天気の問い合わせ、グーグルマップの経路案内など、多くの作業を頼めるようになる」とし、「こうした点は競合他社との比較で優位に立つ部分になる」と説明した。
このほか、サムスン電子はマイクロLEDディスプレーを搭載した高仕様モデルなども開発中と伝えられている。
サムスン電子のスマートグラスは、早ければ2026年下半期の「アンパック」イベントで公開されると期待される。サムスン電子MX部門のチョ・ソンヒョク副社長は4月30日の電話会議で「AI機能の強化と次世代グラスなど新規フォームファクターの革新により、成長を推進する」と述べた。
アップルもスマートグラスを開発中とされる。業界では、早ければ2027年に発売される可能性があるとの見方が出ている。
マックルーマーズによると、アップルはスマートグラスに二つのカメラを搭載することを検討している。高解像度カメラは写真と動画の撮影用だ。二つ目のカメラは解像度の低い広角カメラで、手の動きを追跡し、シリに視覚データを提供する役割を担うとの予想がある。
マックルーマーズは「アップルはビジョンプロに手の動きを基盤とした入力方式を適用しており、エアポッズプロにも低解像度カメラとジェスチャー支援機能を搭載してアップデートするとのうわさがある」とし、「アップルが手の動きによる操作支援を積極的に活用しているようだ」と説明した。
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