2026 年 4月 28日 (火)
ホーム社会ソウルで自転車通勤急増、タルンイ貸出所に利用者殺到…車両2・5部制、公共自転車利用を押し上げ

ソウルで自転車通勤急増、タルンイ貸出所に利用者殺到…車両2・5部制、公共自転車利用を押し上げ

ソウル市内の「タルンイ」貸出所に並ぶ自転車(c)NEWSIS

中東発のエネルギー危機を受け、8日から始まった車両2・5部制が2週間以上続く中、ソウル中心部の通勤風景が変わりつつある。車の利用が制限される中、会社員たちが代替交通手段として公共自転車「タルンイ」を選び、汝矣島(ヨイド)や光化門(クァンファムン)一帯の主要貸出所は朝から自転車を借りたり返したりする利用者で混み合った。

21日午前7時30分ごろ、汝矣島の金融監督院前にあるタルンイ貸出所を訪れると、20台余りの駐輪スペースのうち残っていた自転車は5台だけだった。だが、本格的な出勤時間帯に入ると、1分に1人ほどのペースでタルンイに乗った会社員が貸出所へ入ってきた。午前8時前後には返却された自転車が急速に増え、駐輪スペースは再びほとんど埋まった。

この日、汝矣島へ向かった会社員たちは、車両2・5部制の開始後、タルンイを代案に選んだと口をそろえた。金融監督院に勤める40代職員は、普段は軽自動車で通勤していたが、制度導入を機にタルンイを使い始めた。この職員は「車を持って来られなくなり、自然と2~3週間前からタルンイに乗るようになった。借りるたびに台数が以前より少ない気がして、利用者が確実に増えたと感じる」と話した。

費用節約と効率の面でも、タルンイは会社員に魅力的な選択肢となっている。永登浦(ヨンドゥンポ)からタルンイで通勤した20代の保険会社社員は「地下鉄より速いことが多い。最近就職して交通費の負担が軽くなく、6カ月券を買って使う方がずっと経済的だ」と説明した。

車両2・5部制の開始後、タルンイ利用が増えた現象は統計でも確認できる。ソウル市によると、14日から20日までのタルンイ貸出件数は計99万9976件で、前年同期の80万768件に比べ24.9%増えた。

今回の利用急増は、環境要因というより、車両2・5部制という政策的な制約と物価高による経済的選択が重なった結果と受け止められている。自家用車の利用が難しくなった会社員たちが代替交通手段を探す中で、タルンイの使いやすさと価格競争力に注目した形だ。

22日午前の光化門や市庁周辺の貸出所も似た雰囲気だった。午前8時ごろ、出勤時間帯に訪れた貸出所では自転車が次々に出払っていき、市庁駅周辺ではタルンイで移動する会社員の姿が続いた。

午前8時50分ごろ、ソウル市庁裏手の貸出所で会ったイ・ウンジョンさん(47)は、自家用車の代わりにタルンイを選んだ理由として車両2・5部制を挙げた。イさんは「車のナンバー末尾が3なので、きょうは車を置いてきた。会社と家が近く、通勤路に自転車専用道もよく整っていて、タルンイに乗るようになった」と語った。

(c)NEWSIS

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