2026 年 3月 4日 (水)
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韓国・蔚山、教員採用を巡る権限悪用の構図…私立高幹部を免職、校長も停職

蔚山の私立高校における性暴力事件を告発する39団体(c)NEWSIS

韓国・蔚山広域市の私立高校で、非常勤教員に対し「正規教員採用や再契約に便宜を図る」と持ちかけ、性的暴行を加えたとされる幹部級教員が、懲戒免職処分となった。

蔚山広域市教育庁によると、同校を運営する学校法人は3月1日、懲戒委員会を開き、50代の部長教員を全会一致で懲戒免職とすることを議決した。また、校長についても停職1カ月の懲戒処分を決定した。

免職となった部長教員は2025年9月19日、校長との会食の席に同校の非常勤教員を呼び出し、酒席の後、校長が先に退席した後に性的暴行を加えた疑いが持たれている。その後、別の非常勤教員も、この部長教員から性的嫌がらせを受けたとして警察に通報した。

当時、被害を受けた非常勤教員が学校関係者に事実を伝えた際、「女性で一生こうした目に遭わない人はいない」「うわさを広めるな」などと発言される二次加害があったとの主張も出ている。

部長教員は、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反などの容疑で立件されている。

市教育庁は2026年1月26日、特別監査の結果を踏まえ、部長教員の懲戒免職および校長に対する重い処分を法人側に求めていた。

法人の監査結果によると、部長教員は被害を受けた非常勤教員2人に対し、正規教員採用や契約更新に影響力を及ぼせるかのように示唆し、酒席に呼び出した上で性的暴行に及んだとされる。

市教育庁はまた、校長についても不適切な会食を放置し、管理・監督を怠った責任があると判断した。

(c)MONEYTODAY

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