2026 年 4月 26日 (日)
ホームライフスタイル3人に1人「食べるために旅をする」…韓国人を動かす“旬の味覚”の魔力

3人に1人「食べるために旅をする」…韓国人を動かす“旬の味覚”の魔力

「2025亀尾ラーメン祭り」(c)news1

韓国人旅行者の3人に1人が、主に食を楽しむために旅行に出ていることが分かった。旬の味覚を求める需要が急増し、各地の祭りを前に宿泊施設の検索数が大きく伸びるなど、食が国内旅行をけん引している。

宿泊予約サービスのアゴダが4月21日に公表した「2026トラベル・アウトルック報告書」によると、アジア8市場のうち、食を主な旅行動機に挙げた割合で韓国は3位となった。

回答者の34%が食を目的に挙げ、アジア平均の31%を上回った。1位は台湾の47%、2位はベトナムの35%で、韓国に続いてマレーシア33%、日本32%、インドネシア31%、タイ20%、インド8%の順となった。

韓国は地域や季節ごとに多彩な旬の食材を楽しめる旅行先として認識されており、幅広い世代が春の味覚を求めて各地を訪れている。

アゴダが2026年1月から3月までに自社プラットフォームでの韓国人旅行者の宿泊検索データを分析した結果、昌原は前年同期比34%増となった。昌原は3月から5月に旬を迎えるミドドクの生産量の約70%を占める地域で、刺し身や蒸し料理、汁物など幅広く利用される食材として知られる。

チュクミで有名な舒川は宿泊検索数が30%増加した。柔らかな食感と歯応えが特徴で、主にしゃぶしゃぶや炒め物で楽しまれ、旬は3月から4月とされる。3月21日から4月5日までは「舒川ツバキ・チュクミ祭り」も開かれた。

シジミで知られる光陽は宿泊検索数が28%増え、珍島もワタリガニ人気を背景に23%増加した。特に5月1日から3日までの「珍島ワタリガニ祭り」への期待から、国内旅行者による宿泊検索数は357%まで急増した。

韓国最大のイチゴ産地である論山も18%の増加を記録した。論山市によると、3月26日から29日まで開かれた「論山イチゴ祭り」には約67万人が訪れ、150トンのイチゴが販売された。

アゴダ東北アジア代表のイ・ジュンファン氏は「最近は現地の美食文化を体験しようとする旅行者が増えている」と指摘。そのうえで「韓国は地域ごとに個性ある旬の味を提供している」と述べた。

(c)news1

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