
韓国・農心の「辛ラーメン トゥーンバ」が、日本の3大コンビニであるセブン―イレブン、ファミリーマート、ローソンで販売されることになった。海外ラーメンが日本のコンビニで通年販売の流通網に乗るのは異例とされる。農心が19日発表した。対象は全国約5万3000店舗で、3ブランドで日本のコンビニの9割以上を占める規模となる。
日本のコンビニ業界では、新商品は約1カ月の販売動向や再購入率を見て継続販売の可否を判断するのが一般的で、多くは短期間で入れ替えられる。
トゥーンバは、辛ラーメンに続いて通年販売契約を結んだ2番目の韓国ラーメンとなった。2025年5月の発売からわずか1年での達成で、1986年発売の辛ラーメンが全店採用まで29年を要したことと比べても異例の速さとされる。
トゥーンバは2025年4月にセブン―イレブンで先行発売され、初回100万個が2週間で完売。その後の追加投入分も相次いで売り切れ、口コミで人気が広がった。2026年3月にはファミリーマートとローソンとも正式契約を結んだ。
短期間で支持を得た背景には、調理方式の工夫がある。紙容器を採用し電子レンジで加熱する方式により、麺とスープが均一に温まり、辛さの中にもまろやかさが際立つ味わいが評価された。
トゥーンバの成功は、日本で高まる辛ラーメン人気を象徴するものと受け止められている。日本の即席麺市場は年間約7兆ウォン(約7700億円)規模で、その中で辛いラーメンは約6%を占めるが、辛ラーメンはこの分野で約40%のシェアを持つ。
農心ジャパンの成長も顕著だ。2025年の売り上げは約209億円で、その約8割を辛ラーメンが占めた。直近3年間の年平均成長率は24%に達している。
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