2026 年 4月 16日 (木)
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韓国・現代自動車グループ×グーグルの協力が可視化…AIを搭載した四足歩行ロボット、現場を駆け巡る

リードを持って子犬を散歩させるSpot=ボストンダイナミクス(c)KOREA WAVE

韓国・現代自動車グループ傘下の米ロボット開発「ボストンダイナミクス」が手掛ける四足歩行ロボット「Spot」に、グーグルの人工知能(AI)「Gemini」が搭載され、産業現場での対応力と自律実行能力が強化された。

韓国メガ・ニュース(MEGA News)のキム・ジェソン記者の取材によると、ボストンダイナミクスは14日(現地時間)、YouTubeチャンネルとブログで、Geminiが適用されたSpotのデモ映像および技術的成果を公開した。

公開された映像では、Spotが搭載されたカメラとGeminiを活用し、黒板に書かれた作業リストを自ら認識し、靴の整理、空き缶のゴミ箱への廃棄、洗濯物の回収などの任務を順に実行した。続いて犬の散歩をさせるなど、単純な命令の実行を超え、ロボットが自ら状況を判断して任務を遂行する機能を実証した。

実際の産業現場への適用を想定した映像では、Spotが床の漏水を検知して警告し、計器盤を探して温度を確認するなど、現場データを直接解釈してインサイトを提供する様子が確認された。

これは、ボストンダイナミクスのロボットソフトウェアプラットフォーム「オービット」のAI機能である「人工知能視覚点検学習(AIVI-Learning)」と、グーグルのロボットAI「Gemini・ロボティクス ER 1.6」を統合した結果だ。

今回のアップデートにより、Spotはセンサーで収集した周辺情報を分析し、複雑な環境を認識して作業の文脈を理解する推論能力を確保した。

産業現場で温度ゲージ(Gauge)を確認するSpot=ボストンダイナミクス(c)KOREA WAVE

また、産業現場内の計器盤確認による測定やパレット数量の計測機能が追加され、デジタル画面の読み取りを含む視覚検査作業の精度向上など、全体的な検査性能が改善された。

加えて、システムを停止することなくAIモデルが更新される無停止アップグレード方式に対応し、ユーザーがプロンプトを通じてAIの結果導出過程や判断根拠を直接確認できるため、産業現場への適用時に求められる透明性と信頼性が高められた。

当該オービット機能は、顧客データに基づく追加学習を通じて、各産業現場の特性に合わせて継続的に改善される。

業界では、ボストンダイナミクスとグーグルの協業により、ロボットが画像・映像・テキストベースの情報を統合的に理解できるようになり、産業的活用価値が拡大すると見込まれている。

(c)KOREA WAVE

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