2026 年 5月 31日 (日)
ホーム経済不動産ネットの情報だけでは騙される?…ソウルで20〜40代の会社員が「現地調査」に殺到するリアルな不動産事情

ネットの情報だけでは騙される?…ソウルで20〜40代の会社員が「現地調査」に殺到するリアルな不動産事情

ソウル地下鉄2号線落星垈駅近くの路地に集まった現地調査クルー(c)NEWSIS

ソウル市冠岳区の地下鉄2号線落星垈(ナッソンデ)駅前に23日午後、スマートフォンを手にした人々が集まった。不動産物件を自分の目で確認し、情報を得る現地調査の参加者だ。

かつては、購入意思がないのに物件だけを見る冷やかしと見られがちだったが、最近は雰囲気が変わっている。住宅価格の上昇を追う投資集団ではなく、不動産を学び、都市の流れを読む現場型コミュニティーへと広がっている。

この日の参加者は20~40代の会社員が中心で、落星垈駅周辺のオフィステル、近隣生活施設、ヴィラの密集地域を歩いた。建物の外観、通行量、商圏の雰囲気を確認し、同行した建築主から外壁材や管理費、建物の古さがもたらす負担について説明を受けた。

建築主は「同じ通りでも人の動線は違う。人が自然に通らない路地では商圏が生き残るのは難しい」と語った。店舗投資では業種の相性まで見る必要があり、薬局の場合も周辺医院の診療方針によって売り上げが変わると助言した。

賃貸市場の変化も紹介された。案内された1DK相当の物件は保証金5000万ウォン(約550万円)、月額賃料100万ウォン(約11万円)以上で、チョンセ(保証金賃貸)は2億7000万ウォン(約2970万円)水準だったが、空室はほとんどないという。埋め込み型エアコンや間接照明、共用乾燥機など、商品性を高めたことが理由だ。

新型コロナ以降、在宅勤務の広がりで狭いワンルームより広く快適な空間を求める需要が増えた。参加者は、ネットだけではわからない路地の雰囲気や建物管理の状態を直接確認できたと話した。

(c)NEWSIS

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