飲酒運転で歩道を歩いていた夫婦をはねた加害者が事故後にへらへら笑い、治療費の支払いを拒否している。韓国で先月放送されたJTBC「ハン・ムンチョルのブラックボックスレビュー」でこの事故の映像が公開された。
映像によると、加害者は夫婦の後ろから車を直進させ、夫にぶつかって逃走。妻の絶叫を聞いた配達員が車を追いかけて捕まえた。
配達員は「加害者から酒の臭いがして目もうつろだった。ふらふらしていて焼酎2~3本くらいは飲んだかなと思った」と話した。加害者が警察に連行される際、へらへら笑っているのを見たといい、配達員は怒っていた。
はねられた夫は頭に大けがをし、これまでに治療費が400万~500万ウォン(1ウォン=約0.11円)ほどかかった。加害者に治療費を要求すると「弁護士と相談してから決める」と答えたという。
加害者は在宅起訴された。被害者は「現場は隣が小学校で私の子どもたちが通っている。もし子どもたちが事故にあったていたら血が逆流しただろう」と話した。
出演していた弁護士は「円満に刑事合意ができなければ懲役10月から1年ではないか」と予想した。
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