2024 年 4月 29日 (月)
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韓国の小規模商工業者、輸出関連は「1%にも満たない」という現実

ソウル・明洞(ミョンドン)の様子(c)NEWSIS

韓国全体の小規模商工業者のうち、輸出にかかわる割合は1%に満たなかった。技術競争力や需要分析、ネットワーク確保が不十分であることが背景にあるようだ。

統計開発院「統計プラス春号」に載せられた「企業特性別に見た小商工人輸出企業現況」によると、2022年時点で活動する小規模商工業者のうち輸出に参加した割合は0.8%だった。

小規模商工業者の輸出額の規模は148億ドルで、全体輸出額の2.2%程度だった。大規模・中堅企業の輸出額は全体の83.4%、中小企業は16.6%を占めた。

小規模商工業者の輸出企業は5万3000社で、全体輸出企業の55.8%を占める。小規模商工業者の輸出企業数は2016年から2020年まで着実に増加したが、2021年には新型コロナウイルス感染の影響で減少傾向に転じた。2022年からは年平均0.5%の増加率を記録している。

輸出企業に進入した比率は29.7%で、退場した比率は29.1%だった。つまり1年間で、小規模商工業者の30%が輸出を試みたが、ほぼ同じ数の業者が失敗して辞めることを意味している。

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