2024 年 4月 20日 (土)
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「治療費18万円でも、そのまま払う」…韓国・治療費が高くても「保険」入らず

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韓国で大多数のペットの飼い主がペット診療費に負担を感じている。韓国消費者連盟が2021年動物病院を利用したことがある1000人を対象に実施した調査で、回答者の82.9%が診療費に負担を感じると答えた。1回の平均診療費は8万4000ウォン(1ウォン=約0.1円)だった。

高い保険料のため、ペット保険への加入をためらう人が多い。犬や猫の飼い主からは「月2万~4万ウォン程度の保険料が高いと感じ、保険に加入しなかった」「猫は動物病院に行くことは少なく、保険料も負担になり、加入する必要を感じなかった」と話している。

現在、ペット保険を販売する損害保険会社は11社だ。保険料はペットの種類と年齢によって異なるが、少なくとも月2万ウォンから高い場合は8万~9万ウォンくらいだ。特約を追加すれば費用はさらに増える。

保険研究院によると、昨年10月の国内ペット保険契約件数は約6万1000件だ。国内のペット数の0.8%程度だ。スウェーデン(40.0%)、英国(25.0%)、米国(2.5%)など他の国と比べると、国内のペット保険契約率は極めて低い。

保険料に比べて保障額と保障範囲が狭いこともペット保険加入をためらう要因だ。入院や通院治療費は通常、実際の費用の50~70%を保障するが、入院・通院の年間保険金支給総額はそれぞれ500万ウォン程度に制限される。

持病がある場合は、完治後一定期間が過ぎてから初めて加入でき、加入後に保険金が支給されない期間が長く設定されることもある。

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