
韓国江原道内の療養病院に入院していた重症患者の鼻や口などから、ウジ虫とみられる幼虫や卵が大量に見つかるという前代未聞の事態が発生し、衝撃が広がっている。
YTNなどによると、今月7日、江原道にある療養病院に入院していた70代の患者の鼻の中から、ウジ虫とみられる幼虫が発見された。当時、面会に訪れた家族が携帯電話のライトで患者の鼻の中を照らしたところ、中で虫がうごめいている様子と、鼻の周辺に数十個の卵があるのを確認した。綿棒で取り出した虫の長さは約1センチに達していたという。
患者の家族は「おかしいと思ってライトをつけて見たら、すでに卵が数十個あった。その後、突然口からも(虫が)出てきて、驚きのあまり言葉を失った」と当時の凄惨な状況を語った。さらに「経管栄養などの管の周辺の汚染がひどく、病院を訪れるたびに悪臭が漂っていたため、かねてから適切な管理を求めていた」と述べ、病院側の衛生管理のずさんさを訴えた。
これに対し病院側は「面会当日も口腔ケアや痰の除去など必要な処置はしていた。ただ、口や喉の周辺の管理に集中するあまり、鼻の中まで細かく確認できていなかった。再発防止に向けて管理体制を改善する」と釈明している。
ショックを受けた家族は翌日、患者を別の病院へ転院させた。その後の検査で炎症数値や電解質数値などに一部の異常所見が確認され、現在は精密検査が進められている。一報を受けた管轄の保健所は、当該療養病院の診療記録や処置のプロセス、衛生管理状態などを確認するため、実態調査に着手した。
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