
韓国の主要SPA(製造小売業)ブランドのアプリ利用者数が5月にそろって反発した。ワイズアプリ・リテールによると、シンソン通商の「トップテン(TOPTEN)」公式アプリの月間アクティブユーザー数(MAU)は67万57人で、前月比66.6%増と調査対象で最も高い伸びを示した。
イーランドワールドの「スパオ(SPAO)」は28万1902人で50.7%増加した。ユニクロアプリは180万6328人と35%増え、規模ではTOPTEN10の約2.7倍、SPAOの約6.4倍に達した。
利用者増は、夏物需要の本格化と大型割引イベントが重なった影響とみられる。TOPTEN10は5月22日から上半期の「テンテンデー」を開き、機能性夏物などを最大75%割引した。ユニクロも5月29日から「夏の感謝祭」を実施し、エアリズムや感動パンツなどを特別価格で販売した。
SPAブランドのアプリ利用は、常時伸びるというより、割引イベントや季節の変わり目に大きく増える傾向がある。TOPTEN10は2025年10月のテンテンデーで100万人台に急増した後、2026年4月には40万人台まで落ち込んだが、5月に再び反発した。
一方、ムシンサ(MUSINSA)アプリの5月利用者は747万4518人で最多だった。ただし、同アプリはプラットフォーム全体の利用者を含むため、単一SPAブランドアプリとの単純比較は難しい。MAUは購入者数や売り上げ増加と一致するとは限らず、業績とは分けて見る必要がある。
(c)news1