韓国の女優チャ・ヨンオクが男にだまされ、全財産を失ったことを告白した。1月30日に放送されたMBN「特ダネ世界」で、現在は焼き肉店でアルバイトをして生計を立てていることを明かした。
チャ・ヨンオクはさまざまなドラマや映画で裕福な家庭の嫁役を務めたが、ここ4年間で詐欺に遭い全財産を失い、引きこもり生活を送っていたという。
彼女は「愛に目がくらんでおかしくなっていた。7年前に恋に落ちたが、裏切られた」と振り返り、「父が厳格だったので20代は恋愛に縁がなかった。遅咲きの恋愛で、寂しさが癒やされる気がして夢中になってしまった」と語った。
婚約者は開発会社の代表を名乗り、チャ・ヨンオクに残高300億ウォン（約33億円）の預金通帳を見せて6000万ウォン（約660万円）出せば、1億～1億2000万ウォン（約1100万～1320万円）に増やすと言った。
「そんなお金持ちがなぜお金を借りようとするのか疑問を持つだろうが、私はそう思わなかった。結婚する相手だからと思った」。チャ・ヨンオクは2017年12月から2018年1月に2億ウォン（約2200万円）を貸し、その後さらに2億ウォンを貸した。そして不動産を失い、総額5億ウォン（約5500万円）の借金を抱えた。
2019年10月に婚約者を告訴したチャ・ヨンオクは「初めて裏切られた。身も心もボロボロにされ、財産を奪われた」と訴えた。
番組では、彼女が婚約者に電話をかける場面も。「私から借りたお金を返す気はあるの？」と問い詰めると、相手は「また連絡する」と言って電話を切った。
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