2026 年 6月 22日 (月)
ホーム社会小児がん闘病の13歳息子が敗血症危機…韓国・救急搬送中の事故、警察は「事情聴取」を優先

小児がん闘病の13歳息子が敗血症危機…韓国・救急搬送中の事故、警察は「事情聴取」を優先

事故当時の状況(c)news1

ソウル・弘大(ホンデ)近くで起きた歩行者の無断横断事故を巡り、事故を起こした車両の運転者の家族が、当時の警察の現場対応に問題があったとして、当時の状況が映ったドライブレコーダーの映像提供を呼びかけている。

韓国のオンラインコミュニティーに18日、「弘大入口駅8番出口付近で発生した交通事故に関するドライブレコーダーを探している」との投稿があった。投稿者は事故車両を運転していた女性の夫で、事故当時の16日午後10時25分ごろ、車の後部座席には小児がんで闘病中の13歳の息子が乗っていたと明かした。当時、息子は手術後に敗血症や腹膜炎などが疑われる重い状態で、ソウル市内の病院の救急室へ向かう途中だったという。

投稿者によると、事故直後にショックを受けた妻に代わり、周囲の市民らが現場で救護を助けた。事故に遭った歩行者の搬送とともに、重症患者である息子も救急室へ急いで移動できるよう警察などに要請したという。

しかし、現場に到着した警察の対応は、敗血症などの疑いがある重症患者への措置よりも、運転者への取り調べを優先するような姿勢だったと投稿者は主張している。「急いで病院へ移動しなければならない状況だったが、重症の息子は後部座席にそのまま残されていた。結局、見かねた別の現場出動担当者が自身の車で息子を救急室まで搬送してくれ、ゴールデンタイムを守ることができた」と当時の状況を説明。「人が先なのか、行政手続きが先なのか分からなかった」と当時の警察の対応に強い不満を吐露した。

投稿者は、当時の正確な状況を確認するため、事故車両の後方を走っていた車や周辺の配達員らのドライブレコーダー映像の確保を進めており、目撃者への情報提供を求めている。

この投稿と事故映像が複数のオンラインコミュニティーに拡散すると、ネット上では「警察には使命感がないのか」「自分たちだけ責任を免れればいいと思っている」など、現場の警察官の対応を批判する声が相次いでいる。

(c)news1

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