2026 年 6月 22日 (月)
ホーム社会韓国元プロ野球投手に懲役10年求刑…タイ発・合成麻薬密輸、互いになすりつけ合う「黒幕」

韓国元プロ野球投手に懲役10年求刑…タイ発・合成麻薬密輸、互いになすりつけ合う「黒幕」

ClipartKorea(c)MONEYTODAY

タイから麻薬を密輸したとして、特定犯罪加重処罰法違反(向精神薬)などの罪に問われた30代の元プロ野球選手の男らの論告求刑公判が16日、韓国の釜山地裁で開かれ、検察側は元選手に懲役10年、共犯の30代のプログラム開発者の男に無期懲役をそれぞれ求刑した。

起訴状などによると、2人は2025年9〜10月、3回にわたり、時価1億ウォン(約1100万円)相当の合成麻薬ケタミン約1.9キロをタイから韓国国内へ密輸入したとされる。通信アプリ「テレグラム」で指示を受けた運び屋らは、空港のトイレなど監視の目を盗んで麻薬を受け渡していた。

また、幼い子どもを連れた家族旅行客は税関などの検査が比較的緩い点に目をつけ、運び屋の一人に未成年の息子を伴って麻薬を運ぶよう指示したものの、実行には至らなかったという。元プロ野球の投手だった男は、25年12月から26年1月にかけてタイのクラブで覚醒剤を使用した疑いも持たれている。

2人は公判で麻薬の密輸容疑を否認しており、互いに相手が組織の総責任者だと主張して主導権をなすりつけ合っている。一方、元選手の男は覚醒剤の使用容疑については認めているという。判決公判は7月14日に同地裁で言い渡される。

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