
2026年夏は平年より気温が高く、雨も多いと予想され、韓国ファッション業界が梅雨と猛暑の両方に対応できる「ハイブリッドシューズ」市場の攻略に乗り出している。
韓国気象庁の6~8月見通しでは、6月と7月の気温が平年より高い確率はいずれも60%で、降水量も平年以上となる可能性が大きいとされた。これを受け、フリップフロップ、ジェリーシューズ、クロッグ、レインブーツなどが夏ファッションの中心アイテムとして浮上している。
LFが韓国で展開するフランスブランド、イザベルマランは、ブラジルのフリップフロップブランド、ハワイアナスとの協業コレクションを発売。清潭フラッグシップストアでの単独発売後、一部人気商品が相次いで売り切れ、発売後3日間の売り上げは前年同期比約350%増となった。
限定品取引プラットフォームKREAMでは、2026年5月のサンダル・スリッパカテゴリー取引量が前年同期比約30%増加。クロックスとアンダースンベルのコラボクロッグは、発売価格の2倍超で取引された。梅雨を前に、ボッテガ・ヴェネタのパドルアンクルブーツやノースフェイス・ホワイトレーベルのセミレインブーツも人気を集めている。
カカオスタイルのジグザグでは、5月10日から6月9日までの1カ月で、ジェリーシューズの取引額が前年同期比3397%急増。メッシュサンダルは238%増、メッシュメリージェーンは493%増、フリップフロップも48%増えた。
業界では、気候変動とファッショントレンドの変化が市場成長の背景にあるとみている。雨や暑さを避ける機能だけでなく、日常着に合うデザインと個性を重視する消費者が増え、機能性とファッション性を兼ね備えた夏用シューズの競争はさらに激しくなりそうだ。
(c)NEWSIS