
韓国の主要食品・飲料企業が、健康機能食品事業を将来の成長エンジンと位置づけ、市場参入を急いでいる。ラーメンや菓子、飲料などKフードで築いたブランド力と流通網を生かし、2025年基準で6兆ウォン(約6200億円)規模のヘルスケア市場を取り込む狙いだ。
三養食品は最近、代謝研究に基づく健康機能食品ブランド「SPINDLE」を立ち上げた。「ブルダック炒め麺」のヒット後、新たな収益源を探るオーナー3世経営の中核事業とみられる。栄養補給にとどまらず、ミトコンドリア機能や代謝柔軟性に着目し、体重、血糖、筋肉の健康を包括的に管理する構想だ。
農心は健康機能食品ブランド「Lifill」でインナービューティー市場を狙う。独自開発した超低分子コラーゲン原料は食品医薬品安全省から機能性を認められ、「ダーマコラーゲン・バイタリポソームC」など新製品も投入している。
大象グループは大象ウェルライフを通じ、「ニューケア」やタンパク質専門ブランド「マイミル」を展開。AI基盤の個別健康管理プラットフォームも披露し、デジタルヘルスケア企業への転換を進めている。韓国ヤクルトから社名を変えたhyも、独自のプロバイオティクス研究を基に乳酸菌市場をリードする。
食品各社が相次いで参入する背景には、健康的に年を重ねたいという消費文化の広がりがある。既存の研究開発力や原料配合技術を活用しやすく、一般食品より利益率が高い点も魅力だ。業界関係者は「独自の機能性原料を確保する企業が増えるだろう」と話している。
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