韓国のムン・ジェイン（文在寅）前大統領が、娘ムン・ダヘ氏の飲酒運転事故をめぐる問題発生以後、16日ぶりにSNS活動を再開した。だがムン・ダヘ氏の事故に関する言及はなかった。
ムン前大統領は自身のフェイスブックで「与えたら、それで終わりだ」という本を紹介し「慶南道民日報編集局長を務めたキム・ジュワン記者が、地域の立派な人物であるキム・ジャンハ先生の施しの人生を取材した話」と明らかにした。
キム・ジャンハ氏は60年間、漢方薬店を運営し、収入の大部分を地域社会に分配した人物で、ムン前大統領は「先生は自身の善行を表に出さずに隠した。ほめられることさえ望まなかった。世の中にこんな人がいるだろうかと思う」と話した。
ムン・ダヘ氏は5日未明、ソウルのハミルトンホテル前で、泥酔状態で車を運転し、後続タクシーと衝突した疑いがもたれている。
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