韓国の片側7車線の道路で夜間、信号を無視して横断した歩行者とオートバイが衝突した。事故の瞬間の映像がYouTubeチャンネル「ハン・ムンチョルTV」で公開された。
事故現場は制限速度50キロ未満の道路で、オートバイの反対側の車線には信号待ちの車両が停止しており、この車両に遮られて歩行者とオートバイのドライバーはお互いの存在に気づくことができなかった。
出演したハン・ムンチョル弁護士は「無謀横断者が突然飛び出し、停止距離を考えると避けるのは不可能だった」と述べ、無謀横断者に100％の過失を認めるべきだと指摘している。しかし保険会社は、この事故でオートバイドライバーに6割の過失があるとしたという。
さらに無謀横断者には既に1000万ウォン（約110万円）の治療費が支払われており、オートバイドライバーは生活保護を受ける身ながら無謀横断者の息子から700万ウォン（約77万円）以上での合意を要求されているという。
ハン弁護士は「合意しなければ警察が処罰を求めるだろうが、検察は無罪と判断する可能性が高い。もし無罪とならなければ裁判で無罪を主張すべきだ」と助言している。
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