2026 年 6月 17日 (水)
ホーム社会「お前のせいで億り損ねた」資産バブルが引き裂いた新婚6カ月の悲劇…韓国・妻を跪かせた夫の“FOMO”とは

「お前のせいで億り損ねた」資産バブルが引き裂いた新婚6カ月の悲劇…韓国・妻を跪かせた夫の“FOMO”とは

(c)NEWSIS

ソウル首都圏の不動産価格の上昇と株式市場の好況が続くなか、投資機会を逃したという強い焦燥感や喪失感、いわゆる「FOMO(フォーモ=取り残されることへの恐怖)」に囚われた夫。その夫から日常的に責め立てられ、新婚生活が破綻の危機に瀕しているという女性の切実な投稿がインターネット上に掲載され、大きな同情と反響を呼んでいる。

会社員向け匿名コミュニティーサイト「ブラインド」に8日、「夫のFOMOがつらすぎます」と題した文章が投稿された。新婚6カ月を迎えた投稿主の女性によると、結婚に伴う新居決定の際、女性は過去に購入した住宅(名義)を保有していたため、まとまった資金をすぐに動かせない状態だった。そのため、夫が別途用意した住宅で新婚生活をスタートさせた。

問題は結婚直後、資産市場が急激に変動したことで一変した。首都圏の住宅価格が大幅に高騰し、株式市場も急騰。一方で、女性が保有し続けていた住宅の価格は下落に転じた。結婚前、夫は「女性の住宅を一度処分し、2人の資金を合わせてより好立地の住宅を購入しよう」と提案していたが実現しなかったため、市場の急変を見た夫の態度は一変。「あの時売却していれば、今頃もっと値上がりした物件を買えたのに。お前の誤った判断のせいで機会を失った。どう責任を取るのか」と、連日のように女性を激しく責め立てるようになった。

女性は夫に対して罪悪感を抱き、何度も謝罪を重ねて顔色をうかがう日々を送ったが、夫の喪失感や怒りが収まることはなかった。夫は「もうお前を愛しているとは思えない」と冷たく突き放し、一日中ため息をついては会話を拒否し、女性を家に残して一人で外出を繰り返すようになった。

女性は「周囲の人々も市場の動向に焦りを感じつつも、現実の幸せを生きようと努力している。しかし夫は執着を捨てられず、結婚してから私は毎日叱られ続けている」と、精神的な限界を吐露。幸せだった交際時代を思い返し、ついには夫の前で膝まずいて謝罪したことも告白した。

女性は「投資の選択を誤り、周囲から遅れを取ったことで、愛情も期待も消え去った関係になってしまった。また2人で笑い合えていた頃に戻りたい」と涙ながらに結んだ。

このエピソードに対し、韓国のネットユーザーからは夫への批判が殺到している。「相場の変動など誰にも完璧には予測できない。結果論だけで配偶者を追い詰め、ひざまずかせるのは精神的虐待だ」「投資の失敗を妻のせいにして八つ当たりしているだけで、FOMO以前に人間として未熟すぎる」「そんなに他人の資産と比べて不幸せになるなら、何のために結婚したのか。仮に家を買って値下がりしたら、それも妻のせいにするつもりだろう」など、夫の身勝手な執着を厳しく非難するコメントが相次いでいる。

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