
「今の会社は将来性がない。若いうちにもっと年収の高い会社へ転職し、市場価値を上げるべきだ」――。義理の母親から妻を通じて転職を迫られ、精神的に追い詰められているという30代の既婚男性の悩みが紹介され、インターネット上で議論を呼んでいる。
JTBC「事件班長」によると、男性は結婚相談所を通じて出会った女性と2025年に結婚した。しかし、結婚前から金銭に対して非常に厳格で高圧的な義母の言動に苦しめられてきたという。
初めて挨拶に赴いた日、2人のペアリング(お揃いの指輪)を見た義母から「働き始めて間もないのに大金を使うな。身の丈に合った行動をしなさい」と一喝された。また、結婚式の準備中には自身の会社に男性を呼び出し、「子どもに会社を継がせるつもりはない。結婚式も質素にやりなさい」と一方的に告げられたという。男性の親族も、この気の強い義母の顔色をうかがわざるを得ず、挙式の要望を多く断念した。
結婚後も干渉は続いた。義母の誕生日に小遣いを包んで渡すと、目の前で封筒を開け「どこにそんなお金があるのか。節約して家を買いなさい」と半分を突き返された。また、予約困難な有名レストランに連れて行っても「無駄に高い店を選んだ」と不満を漏らし、すぐに席を立つことが多かったという。
最近になり、妻から「今の会社を出たいと思ったことはないか」と切り出されたことで、新たな問題が浮上した。妻によると、義母が「婿の現在の勤務先は給与の伸び代がない。この機会に転職をさせた方がいい」と妻に吹き込んでいたという。
男性は「妻には『自分なりに考えがあって今の会社にいる。給与が増えればそれだけ苦労も増える』と説明した。それにしても、義母が婿の転職にまで口を出すのは過干渉ではないか」と不満を訴えた。
番組に出演した心理学の専門家は、「義母と婿の価値観の相違」と指摘。「義母は『お金こそが家族を守る』という不安に基づいた価値観を持っており、一方で婿は『お金よりもワークライフバランスや家庭の平和が大切』と考えている」と分析した。
その上で、男性に対して「萎縮する必要はなく、自身の考えを毅然と伝えるべきだ。何より大切なのは夫婦の幸せであり、妻が徹底して夫の盾となり、母親の小言から守る役割を果たすべきだ」とアドバイスしている。
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