
ソウルの小学校で、放課後授業の講師を務めていた元アナウンサーの女性が、児童の保護者から執拗な暴言や脅迫を受け、辞職に追い込まれていたことが分かった。
JTBC『事件班長』によると、被害に遭った女性は2026年3月から、小学1年生を対象に「アナウンサースピーチ」の放課後授業を担当していた。
トラブルが始まったのは2回目の授業後。保護者からメッセージアプリで「うちの子は授業に適応できているか」と問われ、女性が「まだ文字を完全に習得していない状態のため、代わりに絵で表現するよう指導している」とありのままを伝えたところ、保護者の態度が急変。「馬鹿にしているのか」などと荒い言葉を浴びせられるようになったという。
女性は連絡を遮断したものの、その後も児童を介して警告が書かれた付箋が届くなど、執拗な抗議が続いた。
対立が決定的となったのは5月11日の公開授業だった。児童自らが詩の朗読発表を希望したため、女性がサポートしながら発表を終えさせると、見ていた保護者が激高。教室の机にカバンを投げつけ、女性を廊下に呼び出した。保護者は「恥をかかせる気か」「できないことをなぜやらせる」などと暴言を浴びせ続けたという。
当時、教室内には他の児童たちも残っていた。女性は「子どもたちの前でこのような仕打ちを受け、大きな衝撃と羞恥心を感じた」と話し、悩んだ末に最近、講師を辞職した。
一方、この保護者は一部メディアの取材に対し、「子どもの問題で興奮したのは事実だが、暴言は吐いていない」と主張を否認している。
この問題が報じられると、インターネット上では保護者への批判が殺到。「子どもたちの前で教師を追い詰めるなんて正気か」「結局傷つくのは子どもたちだ」「これでは誰も学校現場で働かなくなる」といった怒りの声や、教育現場の過酷な現状を懸念する声が相次いでいる。
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