
韓国全羅南道の農村で、他人の墓を無断で掘り返し、遺骨を火葬する事件が発生した。
JTBC「事件班長」によると、情報提供者は2025年8月、11年前に亡くなった父親の墓が損壊されたとの連絡を受けた。そこの村長はその日の朝、墓の周辺に見知らぬ2人が立っており、同日午後5時ごろ、盛り土が崩されているのを見たと伝えた。
情報提供者が後から墓を訪ねると、盛り土はすでになくなり、土で覆われた状態だった。さらに父親の遺骨まで消えていた。
情報提供者は翌日、面事務所を訪れ、2日前に父親の墓から70メートルほど離れた墓について「改葬申告」が出されていたことを確認した。この墓は隣家の女性所有だった。
女性は最近、母親を亡くしており、先に亡くなった父親と母親の遺骨を合葬しようとしたが、父親の墓の位置を誤解し、別の墓を掘り返したことが分かった。
墓を掘り返した当時、現場には葬祭指導士だけがおり、女性の家族は誰も墓地に姿を見せなかったという。
情報提供者は「生前、父は火葬せず埋葬してほしいと言っていた。こんなことになり、まるで父を二度死なせるような心境だった」と打ち明けた。
さらに「幸い遺骨は取り戻せたが、その間に別の場所にまかれていたらどうなっていたかと思うと、ぞっとする」とし、「取り戻した遺骨は納骨堂に安置した後、少し前に元の墓地の近くに改めて埋葬した」と話した。
情報提供者は女性と隣家の婿を、墳墓発掘と遺骨損壊の疑いで告訴したが、女性は却下、婿は嫌疑なしで終結した。「墓が改葬された当時、『他人の墓かもしれない』という未必の故意があったとは見なしにくい」との理由だった。
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