
韓国で、ファッションブランドの女性役員が男性社員の車に無断で位置追跡装置を取り付けたとして起訴され、波紋を広げている。
KBSによると、防犯カメラには女性が帽子を深くかぶり、地下駐車場で男性の車の下に装置を取り付ける様子が映っていた。設置後に再び現場へ戻り、状態を確認する姿も確認された。
男性は「車の下に違和感があり確認したところ、何かが巻き付けられていた」と説明し、その後、それがGPS装置であることが判明したという。
捜査の結果、装置を設置したのは同じ会社に勤務する女性役員で、2人は過去に交際関係にあったことが分かった。
男性は直ちに警察に通報し、接近禁止措置などの保護を求めたが、「行為が継続的・反復的ではない」と判断され、ストーカー行為には該当しないとして認められなかった。
このため女性は、位置追跡装置を設置した容疑のみで在宅起訴された。
男性は「その日に発見したという理由だけで接近禁止が認められなかった」とし、現在も精神科で治療を受けていると訴えている。事件から約5カ月後、男性は会社を退職した。
一方で女性側は「過去に恋人関係にあった中で起きたことで、深く反省している」とコメントした。
会社側は、発覚後に両者を分離したと説明した上で、「裁判の結果などを踏まえ、必要な対応を検討する」としている。
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