2026 年 3月 9日 (月)
ホームライフスタイルトラベル「地下鉄5分で絶景登山」外国人観光客を魅了するソウルの山…人気の4コース

「地下鉄5分で絶景登山」外国人観光客を魅了するソウルの山…人気の4コース

白雲台=ソウル観光財団提供(c)news1

地下鉄を降りてわずか5分でヒマラヤにも劣らない景観が広がる——。ソウルの山が今、「Kコンテンツ」に続く新たな観光資源として外国人旅行者の人気を集めている。

ソウル観光財団は3月、外国人観光客から高い関心を集めているソウルの登山コースとして、北漢山、冠岳山、南山、峨嵯山の4コースを紹介した。

◇北漢山

北漢山はソウル唯一の国立公園で、国内外の登山者に最も知られる名山だ。特に人気なのが最高峰・白雲台を目指すコースで、登山支援センターから山頂まで約1.9キロ。比較的短い距離ながらダイナミックな岩稜歩きを楽しめる。

山頂の白雲台からはソウル市街地と周囲の山々を一望できる。北漢山、道峰山、仏岩山などが屏風のように連なり、その足元には高層ビル群が広がる独特の景観が広がる。

北漢山登山観光センターは地下鉄牛耳新設線の北漢山牛耳駅から徒歩約5分の場所にあり、登山靴やウェア、ストックなどの装備をレンタルできる。2025年は利用者の約60%が外国人だった。

登山後は周辺で豆腐鍋やドングリ寒天、緑豆チヂミなど、山麓グルメを楽しむのも魅力だ。

◇冠岳山

ソウル南西部を代表する山が冠岳山だ。山の形が笠に似ていることから名付けられたとされ、鋭い岩峰が連なる力強い山容が特徴である。

山頂の延珠台へ向かう登山道は体力や経験に応じて2つのルートがある。最短ルートはソウル大学建設環境総合研究所付近から出発するAコース(約4キロ、約2時間40分)。一方、山の魅力をじっくり味わうなら冠岳山駅から始まるBコース(約9.4キロ、約4時間30分)が適している。

山頂近くでは断崖に建つ寺院が視界に入る。奇岩が積み重なる岩稜と寺院の景観が印象的で、山頂からはソウルの都市景観が広がる。

冠岳山登山観光センターは新林線の冠岳山駅1番出口すぐの場所にあり、アクセスの良さでも人気を集めている。

◇南山

ソウルのランドマークとして知られる南山は、市内で最も気軽に登れる山だ。登山装備がなくてもスニーカーで散歩感覚のハイキングが楽しめる。

近年はネットフリックスのアニメ作品「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」の舞台として登場し、海外ファンの間でも注目度が高まった。

2025年10月に開放された「南山スカイフォレストトレイル」は全長1.45キロのバリアフリーコースで、緩やかなデッキ道が続く。車いす利用者やベビーカー連れの家族でも山頂付近まで歩ける。

山頂からは漢江の流れと高層ビル群が調和するソウルの景色を360度見渡せる。

◇峨嵯山

初心者に人気の山が峨嵯山だ。標高が低く登山道も緩やかなため、軽いトレッキングに適したコースとして知られる。

地下鉄5号線の峨嵯山駅から徒歩約15分で登山口に到着する。広い岩場がある高句麗亭では、漢江とロッテワールドタワーを眺めることができる。

また峨嵯山は日の出や夕焼けの名所としてSNSで人気が高く、若い世代や外国人観光客が多く訪れる。山頂は樹木に囲まれているため展望は限られるが、「日の出公園」が主要なビューポイントだ。

夕暮れ時、赤く染まる空と都市の夜景が同時に楽しめる風景は峨嵯山を象徴する光景として知られている。

ソウルの山は地下鉄駅からすぐ登れるアクセスの良さが最大の特徴だ。さらに北漢山、冠岳山、北岳山の入口には「ソウル登山観光センター」が設置され、韓国語、英語、中国語、日本語で登山情報を提供するほか、登山装備のレンタルにも対応している。

こうした環境が整ったことで、登山後に山麓で食事を楽しむ文化も含めた「K登山」が、外国人旅行者の新たな体験型観光として広がっている。

(c)news1

RELATED ARTICLES

Most Popular