2024 年 5月 10日 (金)
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韓国の警察官、5年で105人が自殺…PTSDも多く

(c)news1

韓国で2018~22年、自殺した警察公務員が計105人に上ることが警察庁の資料でわかった。

年別には▽2018年16人▽2019年20人▽2020年24人▽2021年24人▽2022年21人――だった。

自殺の原因(重複)としては精神的な健康悪化が44人(26.5%)で最も多く、家庭の問題32件(19.3%)▽職場問題30件(18.1%)▽経済的な問題26件(15.7%)――などが続いた。

警察公務員の半分近くが心的外傷後ストレス障害(PTSD)を経験している事実も確認された。

韓国能率協会コンサルティングが2013年、警察公務員2万686人を対象に実施したPTSDアンケート結果によると、43.4%(8968人)が「事件の後遺症による精神的苦痛がある」と答えた。治安政策研究所が2018年、警察公務員2万1229人を対象にしたアンケート結果でも、37.6%(7973人)が後遺症による苦痛があると答えた。

警察の精神面での健康に赤信号が灯ったが、プログラム利用率は低調のようだ。「警察公務員心健康増進プログラム利用者精神科連携診療現況」資料によると、プログラムを通じて精神科診療を受けた警察官は年間200人前後だった。

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